「営業先で飲食店の情報をサッと入力したいけど、入力が面倒…」
「お店の場所を地図で管理したいけど、住所を打つのが大変…」
「お酒のバーコードから商品名を自動で入力できたらいいのに…」
こんな風に悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
どうも、blueです!
今回は営業職の方からご依頼いただいた、
飲食店情報収集アプリの開発事例をご紹介します。
GPSでの住所取得やバーコードスキャンなど、
現場の「入力の手間」を極限まで減らしたアプリです。
このアプリのポイント
- GPSから住所を自動で取得・入力:
スマホの現在地をタップするだけで、
Yahoo! API が住所を自動で引っ張ってきます。
面倒な住所入力の手間がゼロになりました。 - バーコードスキャンで商品名を自動取得:
商品のバーコードを読み取るだけで、
外部データベースから商品名を取得・反映。
1つずつ名前を打つ必要がなくなりました。 - 入力データを自動で「半角」にクレンジング:
全角の英数字やカタカナを自動で半角に変換。
スプレッドシート側でデータを整えるため、
入力ミスや表記ゆれを気にする必要がありません。
アプリ画面(イメージ)

▲ 飲食店リスト。写真を撮影すると自動で住所を取得。店名も取得可能です。

▲ 地図ビュー。営業ステータスごとにピンの色が変わるため、一目で状況がわかります。

▲ スキャン画面。バーコードを読み取ると、数秒後には商品名が自動で入力されます。
改善前後の変化(Before / After)
【Before:こんな課題がありました】
- 住所入力に時間がかかりすぎる:
1件登録するごとに住所を手入力していたため、
移動中の短い時間では登録が追いつかなかった。 - 商品の名前を調べるのが大変だった:
バーコードは読めても、商品名は手入力。
正式名称を調べて入力するのが大きな負担だった。 - データの表記ゆれが多かった:
全角と半角が混在していたため、
後から並べ替えや分析をする際に不便だった。
【After:改善後はこう変わりました!】
- 数タップで登録が完了するスピード感:
位置情報とAPIの連携により、入力項目を最小化。
現場でサッと記録して次の営業先へ向かえます。 - スキャン一発で商品名が自動入力:
GAS(Google Apps Script)とAPIを連携。
スキャンして保存するだけで商品名が同期され、
記録の正確性が劇的に向上しました。 - 自動クレンジングでデータが常に綺麗:
スプレッドシートの関数を組み合わせることで、
入力された瞬間に半角化。集計作業が劇的に楽に。
今回の改善を支えた工夫3つ
工夫1:Yahoo! API による逆ジオコーディング
AppSheetの標準機能では、現在地から
「住所テキスト」を直接出すことはできません。
そこで、Google Apps Script(GAS)を仲介。
緯度経度を Yahoo! API に送信し、
返ってきた住所をシートに書き戻す仕組みを作りました。
ユーザーは「保存」を押すだけで、
数秒後には住所が自動入力されています。
工夫2:Automation(Bot)による商品名自動取得
バーコードをスキャンした後の「商品名」も、
外部APIを活用して自動で取得するようにしました。
AppSheetの「Automation」機能を使い、
データが保存された瞬間にGASを起動させます。
GASがYahoo!ショッピング等のデータベースを検索。
ヒットした商品名を即座に反映させることで、
手入力のミスと時間を大幅に削減しています。
工夫3:ARRAYFORMULA と ASC 関数の併用
「カタカナや英数字を半角にしたい」という要望に対し、
スプレッドシート側で処理を完結させました。
ARRAYFORMULA と ASC 関数を組み合わせることで、
AppSheetからデータが入った瞬間に自動変換。
「入力用」と「表示用」の列を分けることで、
AppSheetの同期エラーを防ぎつつ、綺麗なデータを維持。
ここまで読んでくれた方へ
「現場の入力を1秒でも短くしたい」
そのための工夫を AppSheet で形にします。
API連携や独自のデータベース設計など、
標準機能だけでは届かない部分もカスタマイズ可能です。
「こんなアプリを作れませんか?」という相談から、
まずはお気軽にご連絡ください。
まとめ
GPS連動とバーコードスキャンで、営業現場の入力を極限まで効率化できます。
外部APIを活用して「住所」や「商品名」を自動取得する仕組みが、使いやすいアプリの秘訣です。

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