ノンプロ研のアドベントカレンダーに参加しています。今年が初参加です。
みなさんは、何かを学んだときにどこまでやっていますか?
- 書籍を1回読んで終わり
- 講座を受けて終わり
- 試験に合格して終わり
どれも立派な学びです。
ただ、2025年を振り返ってみて、
「本当に身についているもの」と「そうでないもの」には、
はっきりした違いがあることに気づきました。
そして、その違いを一言で表しているのが、「とりあえず20個作ってみる」という言葉でした。
ノンプロ研のタカハシさんが言われていた言葉
ノンプロ研の中でも
- なかなか習得できない
- 何を作っていいかわからない
- 学んでいるけど、前に進んでいる気がしない
といった話を聞きます。私自身もそうです。
そんな時にタカハシさんがよく言われていたのが次の言葉でした。
「とりあえず20個作ってみればいい」
一見すると、根性論や精神論のようにも聞こえます。
でも2025年を通して自分自身が経験してみてこの言葉は
とても合理的な判断基準だったと感じています。
2025年を振り返ってみた
2025年を振り返ってみると、
自分の中で「身についている」と言えるものと、
「まだよくわかっていないもの」が、はっきり分かれています。
その代表例が、AppSheetとGASです。
AppSheet:20個以上作って、使える感覚が残った
AppSheetは、身の回りで使えそうなアプリを中心に、
20個以上作りました。
完成度は高くありませんし、似たような構成のものも多いです。
それでも、
- テーブル設計で大きく迷わなくなった
- 「このパターンは前にも使った」と思い出せる
- 久しぶりに触っても、感覚が戻ってくる
といった状態になっています。
「完璧に理解している」というより、
自分でなんとかできる感覚が残っている。
これが、20個ラインを越えた結果だと思っています。
GAS:再度学び始めたばかりで、まだよくわかっていない
一方で、GASはどうかというと、
再度ちゃんと学び始めたばかりです。
以前にも触ったことはありますが、
- 書籍を読んだ
- サンプルコードを動かした
程度で終わっていました。
今振り返ると、
その頃の知識はほとんど残っていません。
最近また触り始めて、
- 書いてはエラーを出し
- ログを見て原因を探し
- 「あれ、これどう書くんだっけ?」と調べる
という状態です。
正直に言えば、
まだ「わかっている」とは言えない段階です。
この差を生んでいるのは「回数」だった
AppSheetとGASの違いは、
才能や向き・不向きではありません。
単純に、
- AppSheetは20個以上作った
- GASはそこまでやっていない
この差だけです。
だからこそ、
GASについても今は、
とりあえず20個作るところまでやってみよう
そう考えています。
まとめ
2025年を振り返ってみて、
一番はっきりしているのはこれです。
20個以上作ったものは、ちゃんと身についている。
数回しか触っていないものは、正直ほとんど覚えていない。
AppSheetは20個以上アプリを作ったことで、
「使える」「戻ってこれる」感覚が残りました。
一方で、GASは再度学び始めたばかりで、
まだそのラインには届いていません。
だから今は、GASもまた
とりあえず20個作るところまでやってみよう
という段階にいます。
ノンプロ研でタカハシさんが言われていた
「とりあえず20個作ってみればいい」という言葉は、
根性論ではなく、
- スキルが身につくかどうか
- 自分に合っているかどうか
- この先も続けたいかどうか
を判断するための、とても合理的なラインでした。
そしてこの考え方は、
AppSheetに限らず、GASでも、AIでも、
これから新しく学ぶものすべてに使えます。
だから今は、こう思っています。
使えるかわからないものこそ、
とりあえず20個作ってみる。20回やってみる
2025年は、そのことがはっきりわかった一年でした。

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