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【Power Query初心者入門】列の結合、列の分割方法について説明します

クエリとピボット

こんにちはblueです。

この記事は『Power Queryを初めて触る方』『名前は知っているけど勉強できていない方』向けににわかりやすく説明します。

前回はExcelファイルのシートの読み込み方法について説明しました。
前回の記事はこちら

今回は列の結合、列の分割について説明します。

~とある会話~

日々の作業で2つの列の文字列を結合したり文字列を特定の文字で分割したりしたくなることってないですか?

よくあるよ。関数を使ったりするけど、忘れたときは手作業でもするね。

Power Queryではこれらの処理もアイコンをクリックするだけで実現できます。今回は列の操作について学んでいきましょう。

よろしくお願いします!

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今回のゴール

  • Excelのセルデータを結合できるようになる
  • Excelのセルデータを分割できるようになる

以降で詳しく説明します。

今回のサンプル

今回のサンプルは以下の2つです。前者は空のExcelファイル、後者は氏名が入ったテーブル、姓名のはが入ったExcelファイルになります。

この中の「姓名」と「氏名」について結合と分割ができるようにします。
具体的には以下のようになります。

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列の結合

空のファイルからのテーブルの取得

Power Query3.xlsxにsample3.xlsx内のテーブルを取得する方法は以前と同じです(詳しい記事はこちら)。
なおテーブルについては「姓名テーブル」を取得するようにしてください。

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姓、名と名前が分かれたテーブルを取得できればOKです。

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列のマージ

1 Power Queryエディターの画面で「変換」-「列のマージ」ボタンを押します

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2 列のマージ画面にて区切り記号を「スペース」、新しい列名を「氏名」とします

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3 ホームタブの「閉じて読み込む」-「閉じて読み込む」を選択します
以下の様に氏名に変換されたテーブルが出てくればOKです。

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列の分割

空のファイルからのテーブルの取得

先ほどと同様にPower Query3.xlsxにsample3.xlsx内のテーブルを取得します。
なおテーブルについては「氏名テーブル」を取得するようにしてください。

姓名が結合されたテーブルを取得できればOKです。

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列の分割

列の分割をするアイコンは「ホームタブ」「変換タブ」の2か所にあります。

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どちらも同じですが今回は「変換タブ」で説明します。

1 「変換」-「列の分割」-「区切り記号による分割」をクリックします

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2 区切り記号による列の分割画面で
区切り記号を選択するか入力ください→「スペース
・分割→「区切り記号の出現ごと
・詳細設定オプションの分割の方向→「
・分割後の列数→「2
を選択して「OK」をクリックします

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以下の様に「氏名.1」「氏名.2」と姓名に分割された列に変換されます。

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3 「氏名.1」「氏名.2」の列名をクリックして、それぞれ「」「」を入力します

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4 ホームタブの「閉じて読み込む」-「閉じて読み込む」を選択します
以下の様に姓、名に変換されたテーブルが出てくればOKです。

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講義後の会話

これまで関数を使っていた列の結合や分割も、ボタンをクリックするだけで処理ができるんだね。

そうです。通常のエクセルの場合列の結合は、列の分割はFind関数LeftRightMid関数を使ったりします、ただ忘れてしまいがちですよね。

Power Queryだと深く考えなくても処理できるから便利だね!

分割方法については「区切り記号による分割」以外にも「文字数による分割」「位置」「小文字から大文字による分割」「数字から数字以外による分割」など色々な方法があるので試してみてください

ありがとうございます!

今回のまとめ

今回は列の結合方法、分割方法について説明しました。

Excelでやろうとすると少し面倒な操作も、これができるようになるだけでデータ整形能力は上がります。ぜひ活用して業務を効率化してください。

次回は「行の操作方法」について説明します。

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初心者向けPower Query入門に関する記事はこちら
【Power Query初心者入門】Excelファイルのテーブルの読み込み方法について説明します
【Power Query初心者入門】Excelファイルのシートの読み込み方法について説明します
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