初めまして、blueといいます。
このページではPowerPoint VBAでの各図形からの文字列取得方法についてわかりやすくまとめた記事を紹介します。
Excel VBAで少し自動化ができるようになると
・他のVBAも触ってみたい
・PowerPointでも自動化を試してみたい
と思うことはないでしょうか?
ここではそんな方に対してPowerPoint VBAについて詳しく説明していこうと思います。
私はExcel VBAスタンダードを2021年8月に1000点中の950点とほぼ満点の内容で合格しています。
また取得後もVBAを用いて業務の効率化を行っています。
この「PowerPoint VBA」では文字列の取得方法を
- Excel VBAは使えるけどPowerPoint VBAが初めての方向けに
- できる限りわかりやすい方法で
- 図表多め
で書き綴っていきましたので紹介します。
初めての方のよくある疑問
- PowerPointVBAの構造ってどうなってるの?
- どうやって色々な図形を取得するの?
- 各図形からどうやって文字だけを取得するの?
こんな疑問もまとめ記事の中で説明しながら進めていきます。
なお、このPowerPoint VBAはExcel VBAをある程度触れる方を想定しています。
Excel VBAがよくわからないという方は以下の記事が参考になると思いますのでご覧ください。
PowerPoint VBAの構造とShapeまでの取得
PowerPointの基本の階層構造は以下になります。
なお図形(Shape)以降はややこしいので後にします。
基本的にShapeまでの構造はExcelと変わらないので
- Presentation=Workbook
- Slide=Worksheet
- Shape=Range
というざっくりとした考えでいいと思います。
この構造を理解したうえで各オブジェクトを取得していきます。
以下の記事でShapeまでの取得コードを紹介しています。
またここで用いる変数名の一覧やExcel VBAからの使用方法も記載しています。
PowerPoint VBAを使い始めるうえでの参考にしていただければと思います。
Shape以降の文字列取得
Shape以降の内部構造は複雑です。
文字列を持った図形があったり・・・
文字列を持たない図形があったり・・・
表や図形なども存在します。
これらはそれぞれ内部構造が異なっているので同じ方法では処理ができません。
そこで使用するのがHas〇〇〇プロパティになります。
このプロパティはShapeオブジェクトのプロパティで図形内の構造を判別してくれます。
図にすると以下のようになります。
このプロパティを使って図形ごとに処理するのがPowerPoint VBAでのポイントとなります。
具体的な取得方法は以下の記事を参考ください。
表やグラフは構造が複雑なので取得は少し大変ですが記事で詳しく説明しているので理解していただけると思います。
まとめ
今回はPowerPoint VBAでの文字列取得について説明しました。
一言で文字列取得といっても、PowerPoint VBAにおいては色々な図形が存在するので簡単ではありません。
ただこれらの記事を読んでいただければ取得方法は理解していただけると思います。
この記事を通じて少しでもPowerPoint VBAを使えるようになっていただければ幸いです。
今回の記事は以下の書籍を参考にしています。
各種オブジェクトに対する説明がとても丁寧で、この書籍を1冊読めばPowerPointでVBAの操作ができるようになると思います。ぜひご参考ください。
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