自分だけのプロフィール動画を作って、SNSやウェブサイトで差をつけましょう。ChatGPTを利用した内容の企画から、動画編集アプリでの実践的な編集技術まで、初心者でもスムーズに進められる方法をご紹介します。
なお今回の動画作成は基本無料で可能です。ただ画像作成をChatGPTで行う場合は有料版の契約が必要です。有料版の契約がない場合、画像素材は別で用意ください。
CapCutについては@sojiro456さん、JEMMA’s style. / じぇますた。さん、みみしき / Mimishikさんの説明、動画が参考になりました。一通り見れば特徴や操作方法を理解することができますのでぜひご覧ください
実際に作成したプロフィール動画の紹介
まずは実際に作成したプロフィール動画をご覧ください。
動画に使用する画像や文章はChatGPTで作成しています。また流れる字幕やテキスト読み上げについてはCapCutで作成しています。ちなみに読み上げはこの声だけではなく、数十種類にわたる声から選ぶことができます。
難しそうに見えますが数時間もあればマスターできますので安心ください。
ChatGPTでの企画と素材作成
動画作成の最初のステップは、ChatGPTを使用して企画を立案することです。ここでは、動画の目的、伝えたい内容などの基本的な構想を練り上げます。
今回はSNS向けにこれまで勉強してきた内容を説明しようと思ったのでChatGPTと以下の様に対話しました。
1.「自分のプロフィール動画を作りたいです。これまで勉強してきたことを聞いてください」と伝える。
2. 「勉強した内容」を伝えていく
3.すべてを伝えたら「これまでの経験をまとめてプロフィール動画の骨子を作成してください。1分くらいにまとめたいです」と伝える
出てきた骨子は以下になりました。
次に、その企画に基づき、ChatGPTを利用してテキスト、必要な画像などの素材を作成します。
4.「動画ではテキストを音声にしてもらいます。あと背景に画像を用意します。プロフィール動画の骨子のそれぞれについて説明文と画像を作成してください。画像は日常の室内の風景にしてください」と伝える
出てきた内容は以下になりました。
出てきたテキストと画像を見ながら、修正、追加依頼をしていけば完成です。
CapCutでの動画編集
素材が揃った後は、CapCutを使用してそれらを動画に仕上げます。このセクションでは、CapCutの基本操作から、プロフィール動画作成に適した編集機能までを紹介します。
CapCutとは
CapCutは無料のビデオ編集アプリで、初心者からプロまで簡単に使えます。動画のトリミング、フィルターの追加、音楽やテキストの挿入など、基本的な編集機能が充実しています。プロフェッショナルデザインのテンプレートを使って、簡単に高品質な動画を作れます。スマホとPCの両方で使えて、ビデオ制作を手軽に、そして楽しく行えるツールです。
CapCutの導入方法(パソコン)
- WebブラウザでCapCutデスクトップのサイト(CapCutデスクトップ)にアクセスします。
- ホームページ上で「無料でダウンロード」を選択します。
- ダウンロードしたインストーラーを実行して、指示に従ってインストールを完了させます。
- インストールが完了したら、CapCutを起動します。
動画の作成方法
動画制作は奥が深いですが、初めての方は「画像の挿入」「テキストの挿入」「テキスト読み上げ」「キーフレームの設定」「トランジションの設定」、「音楽の挿入」ができればOKです。
それぞれについて説明します。
1.CapCutを起動して「新しいプロジェクト」をクリックする
2.左上のMenuのSettingからLanguageを日本語にする 再起動する
画像の挿入
3.「インポート」をクリックし、ファイルをアップロードする。
4.画像を赤枠のタイムラインにドラッグ&ドロップする。並べていく
テキストの挿入
5.メニューバーで「テキスト」をクリックする
6.デフォルトテキストをタイムラインにドラッグ&ドロップする
7.タイムラインのテキストを選択してテキストを入力する。テキストタブでフォントサイズ、スペース、位置とサイズを設定する
テキストに読み上げ機能を追加
8.タイムラインのテキストを選択し「テキスト読み上げ」をクリックする
9.気に入った声を選択した後「読み込みを開始」をクリックする
10.タイムラインに作成されたオーディオの長さに合うようにテキストの表示範囲を広げる
キーフレームの設定:キーフレームとは最初と最後の位置を指定することで動きを簡単に作れる機能のことです。これを使えば流れる字幕や画像をズームアップしたりすることができます。非常に重要で役に立つ機能です。
11.タイムライン上のテキストの最初の位置を選択し、最初に表示される位置をプレビュー画面上で指定する
12.位置とサイズの横にある🔷をクリックし、キーフレームを追加する
13.テキストの最後の位置を選択する。同様に最後に表示される位置を画面上で指定し、キーフレームを追加する
トランジションの追加:トランジションとはシーンが移り変わる際に使われる手法のことです。
14.メニューバーの「トランジション」をクリックする
15.好きな効果を選択後、タイムライン上のシーンとの切れ目にドラッグ&ドロップする
エクスポート
16.右上の「エクスポート」をクリックする
17.タイトルと保存場所を設定する。左下にサイズが表示される。サイズを小さくしたい場合は解像度やビットレートを下げるとよい。
これで動画の完成です。後は好きなメディア(SNSやYoutubeなど)に上げればOKです。
おまけ 音楽、効果音の挿入
今回のプロフィール動画では挿入しませんでしたが、音楽や効果音の挿入も可能です。
無料音素材サイトとして2つ紹介します。
◆DOVA-SYNDROME:無料で利用可能な音楽素材が数多く揃っています。検索窓からの検索やタグによる検索、ランキングからの検索など色々な検索方法があります。ただ使用においてはクレジット表記が必要なものもありますので利用条件はよく読んでください
◆効果音ラボ:無料で利用可能でクレジット表記も不要です。非常に多くの効果音が登録されています。
挿入方法は画像の挿入と同じで素材をインポートしてからタイムラインにドラッグ&ドロップするだけです。
まとめ
ChatGPTとCapCutを利用して、初心者でも簡単にプロフィール動画を作成する方法をご紹介しました。企画から素材作成、編集、公開に至るまで、具体的な手順とヒントを提供しました。このガイドを参考に、あなただけのプロフィール動画や紹介動画などを作成してみてください。
以下の記事ではChatGPTを使った画像生成の方法、GPTsの使い方などを解説しています。こちらも是非ご覧ください
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