【MOS】Excel 365 & 2019対策テキスト実施レビュー!ご自身のExcelのレベルを知ることができます。

その他

こんにちは。blueです。

今回はMicroSoft Office Specialist(MOS) 365 & 2019 対策テキスト&問題集を一通り勉強したのでその中で私が役に立ったこと(=私のExcelレベルに沿う)について書きたいと思います。

なおあくまで筆者の備忘録としても書いているので内容の偏り、不備についてはご容赦いただければ幸いです。

ちなみに

MOSって何?

勉強してなんの役に立つの?

と思いたって勉強した初心者でもあるので初めて聞くという方は同じ視点で見ていただければ幸いです。

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MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)とは

エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。

マイクロソフト社が認定する民間資格になります。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)とは

製品群はWord, Excel, PowerPoint, Access, Outlookの5つが用意されています。

Outlookまであるんですね。

またWordとExcelは一般レベルと上級レベルの2つに分かれています。

試験科目一般レベル上級レベル(エキスパート)
Word
(文書作成ソフト)
文字サイズやフォントの変更、表の作成・編集、作成した文書の印刷など、Wordでの基本的な編集機能を理解している方スタイル機能や目次・索引作成などの長文機能、他のアプリケーションソフトからのデータ取り込みなど、Wordでの高度な機能を理解している方
Excel
(表計算ソフト)
数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本的な操作を理解している方ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excelでの高度な機能を理解している方

Twitterなどで言われている(単体の)エキスパートやスペシャリストというのは

  • スペシャリスト・・・一般レベル
  • エキスパート・・・上級レベル

とのことです(私はどっちがレベルが高いかわからず書籍を買ったものです)

MOS自体がスペシャリストという称号で、MOSエキスパートで上級資格になるんですね。

ちなみに

  • アソシエイト・・・MOS 365&2019での称号。一般レベル(Excel、Word、PowerPoint、Outlook)の4科目のうち3科目を取得すると与えられる
  • エキスパート・・・MOS 365&2019での称号。MOSアソシエイトに加え、Excelエキスパート、Wordエキスパート、アクセスの3科目のうち2つを取得すると与えられる。
  • マスター・・・MOS 2016での称号。Wordエキスパート、Excelエキスパート、PowerPointを取得し、AccessかOutlookの1つを取得すると与えられる。

があるとのことです。

エキスパートはWord, Excel単体での称号(MOS Excel Expert等)に加えて統合されたMOS Expertがあるので非常にややこしいですね・・・。

MOSの称号

なおMOSは365&2019以外にも2016や2013が存在します。

MOSのサイトではよくわからなかったのですが以下のサイトに詳しく書かれてありとても勉強になりました。

MOS Excelを勉強して何の役に立ったのか?

で、勉強して何が役に立ったのかということですが私は以下の内容が勉強になったと感じました。

(つまりここから私のExcelのレベルがわかります。ご自身との比較にどうぞ)

  • 条件付き書式
  • スパークラインの挿入
  • グラフ

次から詳しく説明します。

条件付き書式

私はこれまでこういった表を見ると何かすごい処理をされているなと感じていました(本当に)。

ただ以下に実装されていて簡単に使える機能でした。

[ホーム]-[条件付き書式]-[データバー, カラースケール, アイコンセット]

最初の表で示しているのは左からカラースケール、データバー、アイコンセットというものになります。

これらの表示はボタンを数クリックするだけで可能で、簡単に数値の見える化が実装できる素晴らしい機能です(いや、初歩的なんですが・・・)

スパークラインの挿入

これも数値の見える化ですね。一セルに折れ線グラフを入れる意味があるのかはわかりませんができたらかっこいいですよね。

これはスパークラインと呼ばれるものでこちらも簡単に使える機能でした・・・。

[挿入]-(スパークラインの項目で)[折れ線, 縦棒, 勝敗]

スパークラインって初めて聞きました・・・。全く使ってなかったです。

細かい数字などは関係なく視覚的にパッとデータを見せたいときに使えそうですね。

グラフ

私はこれまでグラフの操作をする際、「マウスの右クリック」や「グラフの右上に表示される+ボタン」を利用して簡易的に処理していました。

しかしこれだと実際どう表示されるかが直感的にわかりにくく何度もやり直していました。

ただグラフ作成に必要な情報はすべてグラフデザインのタブに実装されていました。

(グラフを選択して)[グラフのデザイン]-[グラフ要素を追加]-[凡例]-[下]

どこに表示されるかが絵で表示されているのでとてもわかりやすいです。

これらはデータラベルやタイトルなどでも実装されており視覚的に理解しやすくなっています。

またスタイルやレイアウト変更もこのグラフのデザインから視覚的にできるようになっているので非常に便利に感じました。

その他役に立つだろうなと感じたこと

ほか気づきとして以下に記載します。

名前の定義

仕事であまり使ったことがありませんでした。逆にVBAで知ったくらいです・・・。

名前の定義は左の[名前ボックス]や[数式]-[名前の管理] or [名前の定義]で行うことができます。

名前の定義にはセルが移動しても数式やVBAには影響を受けないというメリットがあります。その為複数の人に操作される場合やユーザーが使う場合のVBAでは有用だと感じました。つけすぎるとわかりにくくなるというデメリットはありますが・・・

ハイパーリンク

これもVBAで詳しく知った機能です・・・。外部リンクやExcel内のリンクを貼るのに使えます。

[挿入]-[リンク]から作成することができます。外部リンク、内部リンクの使い分け、アドレスや文字列の記載方法、ヒント設定なども一通り学ぶことができます。

なおVBAでは引数を使用する際に一通り学ぶことができます。

テーブル操作

これもVBAのExpert試験で勉強しました・・・。先にMOSで勉強していたら少しはましだったかなと思います。

今後Power Queryや他のアプリケーションとの連携はテーブルが基本となるので理解しておいて損はないです。

プロパティ操作

これは最近まで全く知りませんでした(汗)。

意外と知らない人が多いのではないかなと思いますが重要な機能です。

[ファイル]-[情報]から見ることができます。

重要なのはブックの検査にある「ドキュメント検査」でエクセル内に含まれる個人情報やハイパーリンクの情報を削除することができます。

外部の方に手渡す際作成者の情報やハイパーリンク先の情報(ファイルパスが丸見え)が残っていたらよくないですよね。

この機能が使えると個人情報が漏れないのでとても安心です(今まで知らずに送っていた)

リボン操作

これはかなりあったのですが配置されているリボンのボタンをほとんど使えていませんでした。

右クリックやショートカットでも使えるのですが意外とリボンの表示のほうがわかりやすかったりします。

一通り触っておくと「確かこんな機能があった気がするからリボンで探してみよう」になれると思います。

まとめ

今回MOS 365&2019を勉強しましたが使えていない機能がかなりありました(そんなの知らなかったの?という項目もあったと思います)。

私のレベルが高いのか低いのかはわかりません(低いとは思っている)が「こんな機能があるんだ、知らなかった」と思えるような項目があるのなら勉強すれば役に立つと思います。

基本はボタン操作なので(関数は除く)、習得も早いと思います。


VBAを学んでみたいと思う方は以下の2つの記事もどうぞ。初心者の方から勉強できます。

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