【図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本】レビュー Excel VBAをこれから勉強したい方にお勧めの一冊です

VBAの基礎

こんにちは、blueです。この記事では

  • Excel業務の自動化を体験してみたい
  • 日々の無駄なルーティーンワークを効率化したい
  • 周りで使っている人がいるから自分も使ってみたい

と思っている人に、「図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本」を紹介します。

結論から言うと

  • 初心者が躓くことなく一冊を読むことができる
  • 実業務に生かせる1つのサンプルを自分の手で作り上げることができる
  • 今後勉強していくためのノウハウを得ることができる

と、Excel VBA超初心者の方に非常におすすめの本です。

私は他の書籍で挫折して最後にこの本にたどり着きました(汗)。

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「図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本」の概要

この書籍の内容を簡単に説明すると、

Excel VBAを全く知らない人向けの書籍です。

この書籍は正確には以下の2つで構成されています。

図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本 ”超”入門編

図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本 プログラミング実践編

1冊目はExcel VBAの基礎から簡単実用化マクロまで、2冊目は実際のプログラミングを駆使した自動マクロ作成という内容となっています。

なお1冊目は278ページ、2冊目は333ページというなかなかのボリュームになっています。

ただ初心者の方でも読みやすい設計がいくつもなされているので次から紹介します。

「図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本」の特徴

書籍の特徴を端的に言うと

  • プログラミング未経験の方が挫折することなく1冊読むことができる
  • 自分の手で一つのプログラミングを完成させることができる
  • プログラミングのノウハウを習得することができる

の3つです。それぞれ詳しく説明していきます。

プログラミング未経験の方が挫折することなく読み進められる

この書籍はとにかくExcel VBAの超初心者向けに書かれています。

その為最初からコードが出てくることはありません

マクロっていったい何なの?、プログラミングのコツって何なの?ということから書かれていて書籍として読みやすい内容になっています。

なので最初は深く考えることなく本として読んでみるのもよいです。

またこの書籍は文章と図解の配分が秀逸です。

文章は口語調で読みやすく、図解は文章の内容をわかりやすく説明してくれています。

またこの本の表紙にも書かれているかわいいカエルがほぼ一つの図解ごとに配置されていて、ポイントをコメントしてくれています。

文章で内容を理解、図解で操作を理解、カエルが都度ポイントをまとめてくれる

というわかりやすい流れになっています。

私も初めてこの書籍でVBAを学んだときはこのカエルに癒されました

自分の手で一つのプログラミングを完成させることができる

この書籍は「請求書の自動作成」「予約データからの予約表の自動作成」の2つのサンプルを作る内容になります。

ピンとこない方もおられるかもしれないですが、基本は1つのシートにあるデータを別のワークシートに転記するプログラムです。

日々のシーンでも見られるんじゃないでしょうか?

どちらのサンプルもこの操作ができるだけで多くの業務を自動化できる内容となっています。

私はこの後社内のデータから自分のデータのみを抽出するマクロを作成しました

またこの書籍は一つのExcelファイルのみを扱うため、以下の点で優れています。

  • 勉強するたびに新しいExcelファイルを開く必要がない
  • 終わった後に達成感がある

ほかの書籍では終わった後にいくつもの単品ファイルが残りますが、この書籍では1つのマクロが完成するので達成感があります。

手戻りしながら行う操作も体験できる為、勉強し終わった後も実業務で役に立ちます。

プログラミングのノウハウを習得することができる

この書籍ではプログラミング言語の文法や単語といった知識よりもノウハウを重視しています。

これは著者も述べていますが樹木に対する枝ではなく、幹を身に着けることを重視しています。

実際にコードを書く際はどんな複雑な処理も「段階的に作り上げる」ことがポイントとなります。

一つずつ積み木をくみ上げていくようなイメージで作成されているので非常にわかりやすく勉強することができます。

他の書籍と比較

私がこれまで読んだ本は、最初は

  • 特定のセルを選択する
  • セル同士の足し算を行う

といったもので「なぜExcel VBAを用いないといけないのか?」と疑問に思うものでした。

しかしながら、この書籍はプログラミングの幹を教えてくれる書籍だったので迷いなく読み進めていくことができました。

ちなみに、私は枝の勉強に以下の書籍を読みました。

この書籍も以下でレビューしていますので興味のある方はどうぞ。

まとめ

「図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本」はこれからExcel VBAを勉強する方にお勧めの書籍です。

  • Excel 業務の自動化を体験したい
  • 日々の無駄なルーティーンワークを効率化したい
  • 周りで使っている人がいるから自分も使ってみたい

方は是非ご検討ください。

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