「AppSheetでアプリを作ってもらいたいけど、この人ってどうなんだろう…」
「自分で作ったアプリがあるけど、もう一歩使いやすくできないかな…」
こんな風に悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
今回は、実際にご依頼いただいた消火器日常点検アプリの改善案件の事例をご紹介します。
消火器が100本を超えるような施設では、毎日の点検は一大仕事です。
「どれをまだ点検していないか」を把握するだけでも、実は大変な手間がかかっています。
「ちょっと良いアプリ」があるだけで、現場の空気は全然変わります。
この記事で少しでも「頼んでみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
このアプリのポイント
- 消火器100本以上を「1秒で現状把握」できるダッシュボード:
今日未点検の消火器を自動リスト化。管理者がひと目でわかる画面に - スマホに不慣れなスタッフでも迷わない「でかボタン」と色分け:
ボタンサイズ・色分けを最適化。誤操作・入力漏れを大幅軽減 - 「異常あり」の時だけ写真入力が出てくる賢い設計:
正常時はワンタップで完了。異常があって初めて写真・備考の入力が必要になる仕組み
アプリ画面(イメージ)

▲ 今日の点検、未点検が円グラフで一目瞭然。100本以上あっても異常もひと目でわかります。

▲ ログイン、ログアウトをでかボタン化。ユーザーごとに切り替えることが可能です。

▲ 通常はQRコードでの入力と状態確認のワンタップ入力のみ。異常時のみ写真・備考欄が自動で表示されます。
改善前後の変化(Before / After)
今回の依頼主様は、消火設備の点検業務を担当されている方です。
すでに自作のAppSheetアプリをお持ちでしたが、以下のような課題がありました。
【Before:こんな課題がありました】
- 操作に時間がかかる:
文字やボタンが小さく、誤操作・入力漏れが起きやすい状態 - どこが未点検か分からない:
消火器が多いと、今日の残りがひと目で把握できない - 自動化機能が動かない:
無料プランではBotが動作せず、PDF送信などが使えない
【After:改善後はこう変わりました!】
- 見た目と動線を刷新:
ボタン・入力欄を押しやすいサイズに統一。「正常=緑」「未点検・異常=赤」の色分けで状態がひと目でわかるUIに - リアルタイム「未点検リスト」が自動生成:
消火器マスタと点検ログを連携。「今日未点検の消火器」だけを自動抽出。100本以上あっても残りがすぐ分かります - Coreプランで自動化を解放:
有料プランへ切り替えることで、QRスキャン・PDF出力・メール送信の自動化がすべて稼働するように
今回の改善を支えた工夫3つ
「じゃあ自分でやってみよう!」と試しても、思うように動かない…そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
今回の改善を支えた工夫を3つ紹介します。
工夫①:2つのシートをうまく「紐づける」仕組み
今回の最大の難所は、未点検の消火器だけをリアルタイムで抽出する処理でした。
使っているシートは2つです。
- 消火器マスタ(全消火器の名簿)
- 点検ログ(いつ・どの消火器を点検したかの記録)
AppSheetの SELECT という関数を使うと、「名簿にはいるけど今日の記録にない消火器」を自動で見つけられます。
イメージは「クラスの出席表で、まだ呼ばれていない生徒を探す」ようなものです。
外部スクリプト(GASなど)を使わずに、毎日自動で未点検リストが更新されます。
工夫②:「異常のときだけ入力欄が増える」設計
100本以上の消火器を毎日点検すると、ほとんどは「異常なし」です。
つまり、入力欄がたくさんあるのはほとんどのケースで無駄ということです。
そこで Show_If という機能を活用しました。
「異常」を選んだときだけ、写真・備考の入力欄が現れる設計です。
通常は「タップするだけ」で完了します。
スマホが苦手なスタッフでも迷わず動けるシンプルな画面を実現しています。
工夫③:「開発者を一時招待」するライセンスの使い方
今回の要件にはAppSheet Coreプラン(有料)が必要でした。
依頼主側のCoreプランに開発者アカウントを1つ追加するだけで、開発者も同じ本番環境でテスト・開発できます。
開発完了後は招待を削除すればライセンスは元に戻り、余計な費用もかかりません。
ライセンスの仕組みを理解した開発者に依頼すれば、コストを抑えながら進められます。
ここまで読んでくれた方へ
AppSheetの可能性は、「ちょっとした設計の工夫」で大きく広がります。
今回のように、自作アプリの改善依頼でも、もちろんOKです。
「自分で作れたけど、もう一段レベルアップさせたい」という方にもご対応できます。
他にも……
- 「消火器100本以上の管理を効率化したい」
- 「点検日報をPDFで自動作成してほしい」
- 「QRカードで担当者ログインしたい」
こういったご要望も、今回のような形でご対応できます。
「こんなことできるかな?」というフワッとした段階からでも大歓迎です。
まずはお気軽にご相談ください!
まとめ
AppSheetは「設計の工夫しだい」で、現場の使いやすさが劇的に変わります。
自作アプリの改善でも新規開発でも、まずは気軽にご相談ください。
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