今回から「ExcelVBAでOutlookメールを送る」を紹介します。
ここを見られている方はPower Automate Desktopも見られていると思います。まず一回目としてはそちらの動きを紹介して2回目以降でExcelVBAでのコードを紹介します。
このブログはVBAがメインですのでPower Automate Desktopの中身の紹介はせずExcel VBAとの違いを紹介していければと思います。
■作業前の準備
Power Automate Desktop、Excel VBA共通としてメール作成用のテンプレートをエクセルで作成しました。
内容 | 先月 | 2021年2月 | ||
To | xxxx@outlook.jp | |||
cc | ||||
bcc | ||||
件名 | [先月]業務報告 | |||
本文 | 野村部長 [先月]の業務内容をまとめました。 ご確認のほどお願いします 原田 | |||
添付ファイル | C:\Users\Public\Book1.xlsx |
(報告メール.xlsx)
A2列にTo: Cc: Bcc: 件名: 本文: 添付ファイル:を用意しています。
新規メール作成に必要な一通りの情報です。
B列には内容を記載しますが今回は適当に入れています。
今回ファイルをC:\Users\Public\報告メール.xlsxに保存しました。
■Power Automate Desktopでの作成例
以下のように作成しました。
基本的な流れは以下です。
1 Excelを起動する
2 Excelのワークシート内のB2~B7セルの情報を取得し、変数として保持する
3 Outlookを起動する
4 Outlookの新規メールを作成し、2で取得した変数をTo: Cc:~に当てはめ送信する
■結果
Outlookで受信したメールは以下となりました。
ファイルの添付もされていますね。なお実行するだけで自動的に送信まで行われていました。
■ここでのまとめ
Power Automate Desktopでもメールが送れることが分かりました。ただメールを作成すると同時に送信まで行ってしまうようです。やり方はあるのかもしれないですが確認ができないのは微妙ですね。また本文の内容も可変にできればなおいいですね。
次回からこの操作をVBAで説明していきますね。
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