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Excel VBAエキスパート体験記32[当日]

VBAエキスパート

前回はExcel VBAエキスパートスタンダード試験の準備についてまとめました。
前回までの記事はこちら

今回とうとう試験を受けてきました!

先に試験の結果について報告しておきますが無事「合格」でした(パチパチ)。

個人的には非常に良かったのですが私にとって今回のようなパソコンを用いた試験は初めての経験でした。その為受ける前はかなり緊張しました。

今回このような思いをして同じような方もいっぱいおられるだろうと感じたので今回は当日の状況についてなるべく詳細に伝えようと思います。長くなりますがご容赦ください。

この記事を通して初めて受ける方の当日の不安を少しでも減らせれば幸いです。

<今回の目的>

VBAエキスパート試験日当日」についてレポートする

今回の勉強方法
  1. VBAエキスパート試験日を体験する
  2. VBAエキスパート試験日をレポートする
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記事の構成

今回の記事は

  • 到着から試験まで
  • 試験
  • 試験後

に分けて記載します。気づいたことをいろいろと書いているのでなお事実と所感がごっちゃごちゃになっているのと長文なのはありますが生の声ということでご容赦ください。

到着から試験まで

今回私は試験の1時間前には到着しました。前回の記事で準備をした成果です。

ここでは私が試験前から気にしていた

  • 試験会場の様子
  • 受付の手順
  • 受験場所の様子

について説明していきます。

試験会場の様子

今回私が受けた試験会場はマンションのテナント1Fの小さなパソコン教室でした。パソコンでの試験が可能、民間試験ということでやはり公的な試験会場とは違い小さいものでした。

中には一人の講師さん(おじさん)と2人の生徒さんがおられました。ただ生徒さんは授業を受講中のようでパソコンに向かってヘッドホンをして受けられていました。

この会場ではほぼ毎日試験は可能だったのですがパソコン教室をしながら試験をやっているんだなと感じました。

受付の手順

まずは受付近くのテーブルに座って試験前の受付を行いました。

今回受験票は相手側が印刷してくださっていました(受付メールにも特に不要と書いてました)。また事前に何度かやりとりをしていたので必要だったのは身分証明書のみでした。

その後「受験に関しての注意事項」と「VBAエキスパート受験のしおり」を渡され一読するように言われました。

「受験に関しての注意事項」には試験時の持ち込みや休憩などに関する事項が書かれていました。また「VBAエキスパート受験のしおり」にはパソコン試験での操作方法が書かれていました。

ここでは試験会場に持って入れるのは「IDとパスワードが書かれた紙」と上記二枚の紙だけということがわかりました。携帯や時計はもちろんですがペンの持ち込みすら不可能な為試験中のメモや計算ができないことがわかり少しショックでした。

また受験中のトイレは不可(?)とのことでした。講師さんにも確認しましたが「だめっぽいですね」と言われました。

特に体調を崩していたわけではなかったので今回はよかったですが50分の試験とはいえ、おなかに不調をきたしたら困るなと感じました。

時間も止めてもらえるわけではないのでおなかが気になる方は下痢止めとか飲んでおかれたほうがいいかと感じました。

受験場所の様子

今回実際の試験ではどういった席でやるのか、パソコンはどういったものを使うのかについても興味があったのでここで記載します。

受付後は受験席に誘導されました。

ここで試験開始前15分となりましたがほかの方もおられなかったのでどうやら当日受けるのはわたしだけなことがわかりました。一緒に受ける方がおられないのでこのあたりから少し緊張してきました。

席にはキーボードとディスプレイモニターがありました。ディスプレイは27インチ程度と大きなものでした。本体は見当たらなかったのですがおそらくデスクトップでした。パソコン教室で使われているものの一つのようで扱いやすくなっていました。

その後まずは受験者IDを入力しました。ただここで受験者IDが受け付けられないハプニングが発生しました。

私はOdyssey IDを入力したのですが間違っていたようです(汗)。

後で確認しましたがこれは試験会場側のミスでした。
同じオデッセイコミュニケーションズでもOdysseyCBTのIDとCERTIPORT(認証系の会社のよう)のIDがあったようです。
私は講師さんから前者を受け取っていて間違いましたが前回の記事で紹介した登録方法は正しかったのでこれから受けられる方はそちらをご確認ください。

なおIDを受け付けられなくてもその場でも対応できたので最悪忘れた場合などはその場で言ってみるのもアリだと思いました。

その後はチュートリアルの画面となりました。ここでは受験中に使用するブラウザの使用についての説明がありました。チュートリアルをよく読んで試験中の対応のイメージをしておきました。

なおチュートリアルの試験画面はオデッセイの公式テキスト模擬問題集と画面は違っていました。ただ「後で見直す」「問題一覧」等の構成は一緒だったので模擬問題集を持たれていたら一通り利用して感覚をつかんでおくといいと思いました。

チュートリアルが完了して試験開始のボタンを押すとスタートということでしたが「スタートはいつでもいいですよ」と講師さんに言われたのでじっくり読み返しました。

最初のハプニングでかなり緊張していましたが試験開始まで時間をもらえたので少し落ち着いてスタートすることができました。

試験

試験開始のボタンを押してスタートしたら問題画面が表示されました。

ここからは試験の内容になります。試験の詳細をばらすつもりはないですが試験前に気になっていた以下の点について説明します。

  • 問題の順序
  • 出題形式
  • 章ごとの問題の割合
  • 試験時間

問題の順序

公式模擬問題集は1章から順番に出ていましたが実際の試験では(当たり前ですが)順序はバラバラでした。

まず「プロシージャからね」と思っていたのですがいきなり違う章の内容から始まったのでドキッとしました。皆さんは変な勘違いをしないようにしておいてください(汗)。

出題形式

出題形式は選択肢形式、ドロップダウンリスト形式当色々あるとのことでしたが、かなりの割合記述式でした。具体的な数値は伏せます(数えましたw)が公式模擬問題集レベルの記述数だったのでもう一方のWebサービス問題集のイメージをしていると面を食らうと思います。

なお記述なのでもちろん正しいスペルが書けないとNGです。

試験前のしおりには大文字小文字の区別が必要な場合以外は両方OKと書かれていました。実際のVBAのコードでも自動修正されるのでおそらくOKとは思いますが確認はしていないので気になるようだったら事前に確認しておくといいと思います。

あとは選択式もありましたがドロップダウンの方式が多かったイメージがありました。

ここからは勝手な推測ですが上下のスクロールが必要になる「選択式」は受験者の誤操作につながるので嫌ったのではないかと思います。

章ごとの問題の割合

これは個人的に分析したかったのですがメモを取れない状況だったのでそもそも不可能でした(分析しても報告したらNGな気はしますが)。

受けた印象としてはテーブルに対する操作が多かったです。あとはAutoFilterやFindメソッドなど表に対する操作がでてきていました。

If, Select Caseはもちろんありこちらはやはりコードの理解が必要になる問題ばかりでした。

なお試験問題はランダムになっていると感じました。理由としてはかなり似た問題が出たからです。「あれ?同じ答えだけど」というところもあったのでテストのパターンを複数用意する方式ではなく、各単元の試験問題からランダムに抜き取っているのかと感じました。

試験時間

これは最初に提示されていた通り50分でした。1問1分で解いていければ10分余るのでそのペースを意識しました。

ただ残り10分だとすべての問題を見直している時間はありません。

そのためまずは「後で見直す」機能を生かし、確実にあっている問題の見直しはせず自信のないものだけ一通り後チェックするようにしました。おかげで残り10分くらいで自信のないものだけを見直すことができました。

またコードの理解にも時間がかかったので、確認に時間を要すると感じたら「後で見直す」にチェックを入れて次の問題に行くなどの対応をしました。

全体的な所感

試験時は一問目からコードの理解だったので、少し面を食らいました。また結構ドキドキしていました。1問目に少し時間をかけていたかもしれません。

ただ丸暗記で解ける問題をこなしていって10問くらい解いたら少し落ち着いてきました。

途中は時間との勝負なので40分までに解けるように意識をしていました。

結果的に40分くらいで一通り解けたのでよかったですがコードの理解に時間がかかると時間が足りなくなると思うので先に丸暗記で解ける問題を解くのも手かなと思いました。

最後は「試験を終了する」ボタンを自分で押すことになります(試験時間終了で自動で終了される気もしますが講師さんに聞いてもわからないから押してといわれました(汗))。
さすがにぎりぎりまで確認しましたが押す際は緊張しました。

試験後

試験後は。

  • 試験後の操作
  • 結果発表
  • 結果後の対応

がありました。それぞれについて説明します

試験後の操作

「試験を終了する」ボタンをクリックすると試験が終了してコメントを記載するページに移りました。

ここでは試験や問題に対するコメントを残すことができました。受験者向けのアンケートみたいなものでした。

なおすでに試験は終わっているので時間や採点には影響なかったです。

ここに関しては事前に「ぜひコメントしてきてください」とTwitterでも情報を聞いていたので感想をいっぱい入れようと考えていましたが講師さんが後ろに来られたのでできませんでした。

講師さんから「特にないですよねー」と言われたのでさすがに入れられなかったです(汗)。

一人で試験を受けていたから仕方なかったと思います。

その後終了をクリックすると少しして結果が表示されました。講師さんと2人で眺めていたので少し緊張しました。

結果

公式模擬問題集同様少し時間がたつと結果の画面が表示されました。

結果は以下に表示されている通り「合格」でした。自分の点数と各単元の正答率が表示されました。

結果を見た講師のおじさんが「おめでとうございます」と言って喜んでくださいました(嬉)。

やっぱり自分の教室で受けた受験者には合格してほしいものですよね。

テストの結果もよかったので一緒に喜んでくださいました。

なお筆記式の問題のためスペルミスが怖かったのですが事前の詰め込みが役に立ったので問題なかったようです。

不安だった部分が3問で2問不正解だったので間違った部分は推測が付きました。

その後

その後講師のおじさんが結果の画面を印刷してくれました。

それが先ほどの紙になります。

最初のしおりに書いてあった通り正式版は4~6週間後に送られてくるとの話があり、試験は終了となりました。

すべてを終えての感想

今回初めての形式での試験でしたが他の方のブログを見たり、Twitterで教えてもらったおかげで当日の様子をある程度つかむことができました。

おかげで安心して受けることができたのは大きかったです。

また失敗談も多く書いてくださっていたので同じ失敗をせずに済みました。とてもありがたかったです。

ただ試験時に知れた情報も多かったので事前情報の取得はとても必要だなと改めて感じました。

受験における反省点とアドバイス

今回受験IDは公式サイトを確認して登録をしたほうがいいと感じました。またIDが認識されなかった時を考慮して早めに受験会場に訪れておいたほうがいいと思いました。

あと公式模擬問題集の形式は慣れておいたほうが良いと感じました。

画面は違いますが問題を解く手順、後で確認するなどの手法は近いので本番で役に立つと思います。

筆記用具等の持ち込みは禁止なのでパソコンで練習しておくことをお勧めします。

最後に

本来はここで試験問題の傾向や直前対策についても報告する予定だったのですが文字数が多くなりすぎたのでで次回の記事にしようと思います。

今回はあくまで当日の様子として感じ取っていただければ幸いです。

長文となりましたが読んでいただきありがとうございました。

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