AppSheet で撮った写真が iPhone に残らず、Google Drive だけに保存されるようにする手順をまとめました。
旅行中に 1,000 枚以上撮影して「容量パンク」と慌てた経験から生まれた、5 ステップだけの簡単設定です。
クラウドに保存するための通信料はかかりますが、スマホの容量が圧迫されず便利です。無制限の方などはぜひ試してみてください。
この記事でやること
- iPhone(iOS 17.5/無料版 AppSheet)で写真を クラウド保存だけにする
- 本体のカメラロール・ストレージを一切使わない
- キャッシュ肥大でアプリが重くなるのを防ぐ
使ったもの
項目 | 内容 |
---|---|
デバイス | iPhone(iOS 17.5) |
AppSheet | 無料プラン/エディタ最新版 |
保存先 | Google Drive |
起動方法 | ホーム画面に追加(PWA)/AppSheet ランチャー ※どちらでも設定は同じ |
手順(5 ステップ)
iPhone 側の設定
- 設定 > AppSheet > Save photos to camera roll = OFF
─ 写真がカメラロールに残らなくなります。


AppSheet エディタの設定1
- Settings > General>Save images to gallery = OFF
─ 写真が内部ストレージ(DCIM)に書き込まれません。

AppSheet エディタの設定2(Default設定済み)
- Settings > Offline mode>Store content for offline use = OFF
─ 画像のプリロードを止めてキャッシュ肥大を防ぎます。

AppSheet エディタの設定3 (Default設定済み)
- Settings > Performance > Sync on start = OFF, Delayed sync = ON
─ アプリ起動時の待ち時間を短縮できます。

Safari のキャッシュを定期的に削除
- 設定 > Safari > 履歴と Web サイトデータを消去
─ キャッシュが溜まると起動が 1 分以上かかる場合があるので定期的に。


PWA ってなに?
AppSheet を「ホーム画面に追加」したアイコンは PWA(Progressive Web App) と呼ばれる仕組みで、 実体は Safari の Web 表示です。App Store の AppSheet ランチャー で開く場合も中身は同じ Web アプリなので、上記設定はどちらにも有効です。
まとめ
以上の 5 ステップで、iPhone に写真を残さず Google Drive だけに保存できます。
実際は
- スマホ側でSave photos to camera roll = OFF
- AppSheet側でSave images to gallery = OFF
するだけで可能です。ぜひ試してみてください!
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